片山酒造 | お知らせ

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01.10

大吟醸酒母仕込み

明日の朝大吟醸の酒母を仕込むため、今日洗米しました。

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兵庫県産山田錦を10kgずつに分けて、限定給水というやり方で洗米します。

気温マイナス1℃、水温3℃、

杜氏の掛け声で洗米が始まります。

ストップウォッチで時間を計って、

理想の吸水率になるようにします。

素手で作業するため、水の冷たさが身にしみますが、

いい酒を造るためには妥協は許されません。

今日も作業は順調でした。これからますます忙しくなりますtが、がんばります。




05.31

日光の名水で仕込む片山酒造のこだわり

■歴史

創業明治13年、越後・柏崎出身の初代当主片山久太郎がこの地で酒造りを始めました。
現在は六代目片山貴之です。
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  片山酒造は日光国立公園の恵まれた環境で、昔ながらの製法にこだわった酒造りをしています。
  製造している清酒は全て特定名称酒で、近年は大吟醸造りにも力を入れています。

■恵まれた環境  
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日光連山から流れる大谷川の伏流水と冬の厳しい寒さ、
そして栃木県で収穫される酒米をふんだんに使用し、
越後杜氏から受け継いだ醸造技術で仕込んでいます。

「千両水」
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誰が名付けたのか今となっては知る由もありませんが、
片山酒造の仕込み水の名前です。
硬度2度の軟水で、口に含んだ瞬間甘く感じるくらいのやさしい味が特徴です。
この水が片山酒造の命と言っても過言ではありません。

■こだわりの原料

「酒米」
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いい酒を造るのにいい材料を使うのは当たり前です。
片山酒造では、使用する酒米は全て一定の基準をクリアした酒造好適米を使用しています。
栃木県産の五百万石や兵庫県産の山田錦が片山酒造のメインです。

■昔ながらのこだわりの製法
「製麹」
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「一麹(いちこうじ)、二酛(にもと)、三造り(さんつくり)」と言われるくらい、
麹造りは酒造りの根本として重要視されています。

「上槽」
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片山酒造の最大の特徴は、「槽(ふね)」で全てのお酒をしぼっているというところです。
もろみを入れた酒袋を一袋ずつ積み重ねて時間をかけて丁寧に新酒をしぼっていきます。

■受賞歴
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★平成19年関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞
★平成19年栃木県清酒鑑評会吟醸酒部門会長賞
★平成20年関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞
★平成20年関東信越国税局酒類鑑評会燗酒の部優秀賞
★平成21年全国新酒鑑評会入賞
★平成22年関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞




02.15

初しぼり

お正月明けに仕込み始めて、ようやく今年の新酒の初しぼりの日を迎えました。

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午前2時、杜氏が蔵に入ってもろみの状態をチェックし成分を分析します。

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お酒をしぼるタイミングはとても重要で、アルコール度数や日本酒度などが理想的な時期を狙って杜氏がゴーサインを出すというわけです。

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片山酒造の槽に酒袋に小分けにされたもろみが積み重なっていきます。

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一袋ずつ丁寧にかつ迅速に作業は進みます。

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酒蔵の中は新酒の華やかな香りに包まれています。

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このブログからはその香をお伝えできなくて残念です。

機会があれば日光への観光がてら酒蔵見学にどうぞお越しください。

お待ちしています。




11.10

表彰式

鑑評会で優秀賞をいただいたのがうれしすぎて、ブログの更新を忘れていました(汗)。

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第81回関東信越国税局酒類鑑評会吟醸酒の部
片山酒造の原酒柏盛「大吟醸ほほえみ」が優秀賞を受賞しました。
これまで片山酒造を支えてくださったお客様をはじめ、
関係する多くの方に心から感謝申し上げます。

今だから言えますが、この一年間本当に大変な苦労がありました。

昨年の9月、杜氏の松井栄一さんが白血病で急逝しました。
さあこれから仕込みという時に突如起こった悲劇、
目の前が真っ暗になったのを覚えています。
今から急いで代わりの杜氏さんを探すのか、
それとも杜氏さんを雇わず自分たちだけで仕込みをするのか、
最悪今年一年仕込みを休むことも選択肢の一つにありました。

亡くなった松井栄一さんは2004年に片山酒造に来ました。
とても厳しい杜氏さんでしたが、
おかげさまでそれまで縁のなかった鑑評会に入賞するレベルに、
わずか数年で押し上げてくれたんです。
ただ、後継者がいなかったものですから、
私の弟で片山酒造の専務を務める智之が松井栄一さんの下について酒造りを教わっていました。

今年の仕込みをどうするか悩みに悩みました。
飲めない酒をあおった日々もありました(笑)。
これから片山酒造はどうなってしまうのか、眠れない夜もありました。
最終的には弟と相談し、
「失敗してもいいから松井さんから教わった酒造りをやってみっぺ」ということになり、
全くの手探り状態のままひと冬酒造りをしたというのが真相です。

そんなわけで、今回の受賞は私にとっても本当に特別なうれしい知らせでもありましたし、
片山酒造としても、ひとつの試練を乗り越えた大きな出来事であったと思います。
もちろん受賞したからといっておごったり天狗になったりすることなく、
これからも松井栄一さんから教えてもらった酒造りを基本に忠実に行って、
お客様においしいって言ってもらえるお酒を造っていきたいと思っています。
これからも片山酒造をよろしくお願いいたします。

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天国の親方さん、ありがとうございます。




01.14

仕込み始まりました!

いよいよ今年の仕込が始まりました。

まずは酒母を仕込むための麹造りです。

30kgの五百万石を洗いました。

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限定吸水というやり方で、
ストップウォッチで時間を計りながら、
冷たい水で手作業で米を洗います。

杜氏さんの掛け声で作業開始!

蔵の中はピーンと張り詰めた空気です。




01.13

関信局ダブル受賞!

いささか旧聞に属しますが(笑)、
昨年11月に行われた第79回関東信越国税局酒類鑑評会で、
片山酒造の「柏盛」が吟醸酒の部と燗酒の部両方で優秀賞を受賞したんです!

吟醸は昨年に引き続き2年連続、燗酒は初受賞です。

いい酒ができた手ごたえはあったので、
なんとか受賞できればいいなと思っていましたが、
発表されるまではどきどきしてました。

早速新潟の杜氏さんに電話をして、喜びを分かち合いました。
苦労して造った酒が賞をもらえる、こんなにうれしいことはないですね。
今年は表彰式も一緒に行くと張り切っていました(去年は行けなかったんです)。

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受賞の事をブログに早くアップしなければと思っている間に
正月も過ぎて今年の仕込が始まってしまいました(笑)。

今年も仕込みの情報を発信できるようがんばります。




06.27

全国新酒鑑評会入賞しました!

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いやーうれしいです。
初めて全国新酒鑑評会で入賞しました。

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今から4年前に、片山酒造を改革せにゃならん!と思い立って、
ようやくひとつの結果が出ました。

それまで20年以上勤めてくださった杜氏さんが引退し、
バブル崩壊後日本酒の消費量が下がり続け、先の見えない不安の中、
これからこの業界で生き残っていくためにはどうしたらよいか考えました。

結論はただ一つ。酒の品質アップ。
そのためにはどんな努力もしようと覚悟を決めました。

幸運にも(多くの方のご尽力がありました)名杜氏松井栄一氏がうちに来てくれることになり、
厳しい指導のもと全社一丸となって頑張ってきました。
これまでの4年間いろんなことがありましたが、
この入賞を励みにさらに良い酒を造っていきたいと思います。

応援してくださったお客様ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。