大吟醸酒母仕込み
明日の朝大吟醸の酒母を仕込むため、今日洗米しました。
兵庫県産山田錦を10kgずつに分けて、限定給水というやり方で洗米します。
気温マイナス1℃、水温3℃、
杜氏の掛け声で洗米が始まります。
ストップウォッチで時間を計って、
理想の吸水率になるようにします。
素手で作業するため、水の冷たさが身にしみますが、
いい酒を造るためには妥協は許されません。
今日も作業は順調でした。これからますます忙しくなりますtが、がんばります。
成人の日
新成人の皆様おめでとうございます。
成人の日は是非とも国酒である日本酒でお祝いしていただければうれしいです。
またこれからも様々な場面でお酒をいただく機会があろうかと思いますが、
何かの折には日本酒をお願いできれば幸いです。よろしくお願い致します(笑)
1号タンク 酒母造り
本年度最初の酒母造りです。
前日までに造っておいた麹を酒母仕込み用のタンクに投入し水麹をつくっておきます。
ここに協会701酵母をいれてかきまぜ、その後蒸米を約40℃まで冷まして仕込みます。
ここで約2週間かけて酵母を培養していくのです。ちょっと説明がうまくできませんが、
ようするにここで元気な酵母をたくさん造るわけです。
仕込みの流れとしては、
2週間かけて酵母が完成したら
大きなタンクに移して本仕込みになります。この後は麹室へ・・・
昨夜「切り返し」た麹を「盛り」といって別の容器に移します。
手に取ってみると、うっすらと麹菌が米に繁殖しているのがみえます。
こちらも今のところは順調にきています。まだまだ仕込みは始まったばかりで先のことを考える余裕はありませんが、
いいスタートが切れたようでうれしいです。
早く新酒をしぼってお客様に喜んでもらいたいです。
大吟醸 麹造り
酒造りの大まかな流れとしては、
まずはじめに酒母造りといって約2週間かけて仕込みに使う酵母を培養します。
それができたら本仕込みといって、
大きなタンクに酵母を移してそこに米と米麹と水を混ぜて約1カ月発酵させるわけです。
今日は大吟醸の酒母造りに使用する麹を仕込んでいます。
釜で蒸した山田錦を室温43℃の麹室にいれて約3時間かき混ぜます。
麹菌をつけるのに適した水分になるまで乾燥させるためです。
米の吸水率が32%になったところで、麹菌を振りかけます。
ここから麴が出来上がるまで丸2日かかるのですが、その間何度も麹室に入って麹の管理をします。これは夜中でも関係なくやるので熟睡はできません。この作業も重要で、麹菌をつけたお米をばらばらにほぐすのですが、
米の温度が下がらないよう手早くやらなければなりません。麹室の中はだだもくもくと作業している蔵人の息遣いが聞こえるだけです。
今日は全体的に順調に作業が進んでいい一日でした。
ちょっと仮眠してきます。おやすみなさい。
大吟醸始まりました。
今朝の気温はマイナス4℃。
早朝の酒蔵はピーンと張り詰めた空気で、
いよいよ大吟醸の仕込みが始まりました。
酒米は兵庫県産の山田錦です。
こちらのブログで仕込み状況をアップしていきますので
興味のある方はご覧ください。
麹造り
今朝の気温はマイナス3℃
布団からえいやっと起きだして朝の仕込みに入ります。![]()
昨日洗ったお米を一晩さらして、朝甑(こしき)にいれます。
![]()
麹室の温度は38℃
微生物を扱うため室内は殺菌され蔵人も衛生面に細心の注意を払います。![]()
お米の温度が34℃まで下がった時点で麹菌を振りかけます。初日の仕込みは久しぶりだったことを割り引いてもかなり満足のいく出来でした。
この調子でガンガン行きたいと思います。明日の朝は盛りという作業をします。
おやすみなさい。
今年の仕込み始まりました。
今日から仕事始め&仕込みの始まりです。
栃木県産の五百万石を洗米し、酒母を仕込むときに使う麹を造ります。
気温1℃
水温5℃
1分間手で洗います。
初日は無難にスタートしました。
これから3月まで真剣勝負です。
おいしい酒を造るためにがんばります!
お正月休み
この3日間にお客様から「お正月は営業してますか?」という電話を何件かいただきました。
片山酒造は以前から年中無休で営業しており
いつご来店いただいてもお店は開いていますので、
安心してご来店いただけます。
今年はカレンダーの並びが悪く4日からお仕事という方も多いようで、
お店の売り上げも昨年のお正月ほどではありませんでしたが、
ご来店下さったお客様、そして電話などでご注文下さったお客様に心から感謝申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
昨年は未曽有の被害をもたらした東日本大震災が発生し、
未だ不便な生活を強いられている方も少なくなく、
改めて被災された皆様やそのご家族、関係者の方々には、
謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早く復興されることを心よりお祈り申し上げます。この日光地区も風評被害やガソリン不足による観光客の減少など、
様々な問題がありましたが、こうして新しい年を迎えることができたのは、
片山酒造を応援して下さるお客様のお陰と、心から感謝申し上げます。本年もお客様に「おいしい!」と言ってもらえるようないい酒を造るために
一所懸命がんばりますのでよろしくお願い申し上げます。