タグ: 大吟醸, 杜氏, 酒鑑評会で優秀賞をいただいたのがうれしすぎて、ブログの更新を忘れていました(汗)。
第81回関東信越国税局酒類鑑評会吟醸酒の部で
片山酒造の原酒柏盛「大吟醸ほほえみ」が優秀賞を受賞しました。
これまで片山酒造を支えてくださったお客様をはじめ、
関係する多くの方に心から感謝申し上げます。今だから言えますが、この一年間本当に大変な苦労がありました。
昨年の9月、杜氏の松井栄一さんが白血病で急逝しました。
さあこれから仕込みという時に突如起こった悲劇、
目の前が真っ暗になったのを覚えています。
今から急いで代わりの杜氏さんを探すのか、
それとも杜氏さんを雇わず自分たちだけで仕込みをするのか、
最悪今年一年仕込みを休むことも選択肢の一つにありました。亡くなった松井栄一さんは2004年に片山酒造に来ました。
とても厳しい杜氏さんでしたが、
おかげさまでそれまで縁のなかった鑑評会に入賞するレベルに、
わずか数年で押し上げてくれたんです。
ただ、後継者がいなかったものですから、
私の弟で片山酒造の専務を務める智之が松井栄一さんの下について酒造りを教わっていました。今年の仕込みをどうするか悩みに悩みました。
飲めない酒をあおった日々もありました(笑)。
これから片山酒造はどうなってしまうのか、眠れない夜もありました。
最終的には弟と相談し、
「失敗してもいいから松井さんから教わった酒造りをやってみっぺ」ということになり、
全くの手探り状態のままひと冬酒造りをしたというのが真相です。そんなわけで、今回の受賞は私にとっても本当に特別なうれしい知らせでもありましたし、
片山酒造としても、ひとつの試練を乗り越えた大きな出来事であったと思います。
もちろん受賞したからといっておごったり天狗になったりすることなく、
これからも松井栄一さんから教えてもらった酒造りを基本に忠実に行って、
お客様においしいって言ってもらえるお酒を造っていきたいと思っています。
これからも片山酒造をよろしくお願いいたします。天国の親方さん、ありがとうございます。
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11月
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